EXHIBITIONS

Tokyo 2020 Summer

2020.08.01 - 09.19

小林孝亘 Vessel-red bowl 2020

舟越桂 スフィンクスには何を問うか? 2020

町田久美 気流 2018

 西村画廊では、ギャラリーの所属作家によるグループ展を開催。本展では、新型コロナウイルス感染症の流行による緊急事態宣言の発令に伴い、多くの人々が外出を制限せざるを得なかった今年4〜5月の期間に、作家たちが制作した作品を中心に展観する。

 参加アーティストは、舟越桂、押江千衣子、小林孝亘、指田菜穂子、曽谷朝絵、町田久美、三沢厚彦の7名。

 舟越は、2003年より継続的に取り組んでいるスフィンクス・シリーズの新作彫刻を発表、押江は、植物の新作ペインティングなどを、小林は、普遍的で象徴的な器を描いたペインティングの新作7点を出品する。指田は、「日本文学大全集」シリーズの最新作5点を出品、曽谷は、自身の母親(曽谷晴子)の俳句から着想して描いたドローイング10点を発表する。町田は、最低限の墨線と着色から成る従来の作風から離れた、現実から乖離した白昼夢のような光景を描いたペインティングをはじめ、ドローイング10数点を展示し、三沢は、ライフワークである「ANIMALS」シリーズから白クマ、ウサギの新作彫刻と、ペインティングを数点出品する。