EXHIBITIONS
藤崎了一個展「metaball」/「colored oil」
大阪出身のアーティスト・藤崎了一の個展がKANA KAWANISHI GALLERY(東京・白河)と、KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY(東京・西麻布)で同時開催されている。
藤崎は1975年生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。2020年「sanwacompany Art Award / Art in The House 2020」ファイナリスト。「素材」への深い知識と好奇心に「身体性」をかけ合わせ、「現象」という要素を絡めさせることで、身近に慣れ親しんできた素材を既知のものから一気に飛躍させた表現へと昇華させる作品を、様々なシリーズを通して展開している。
KANA KAWANISHI GALLERYでは、藤崎が2015年より取り組んできた映像作品「metaball」の新作を発表する。
「metaball」は、アーティストの身の回りにある様々な液体が物理的に干渉し合う様子を、映像としてマクロ撮影した作品。コンピュータグラフィックスにおいて、n次元の有機的なオブジェクトを表す「メタボール」のように、身近な素材である液体同士が接近や融合を繰り返す様相を映す。これに加え、「細胞膜(プラスマメンブレン)」をタイトルに起用した新作 《Metaball_Plasma Membrane》を初公開する。
いっぽう、KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHYでは、マクロで撮影した写真作品「colored oil」を展示。「colored oil」には、アーティストの身の回りにある様々な液体が物理的に干渉し合う様子が写されている。
無心で素材と対面し、真摯にシリーズを進化させながら作品の強度を高め続ける藤崎の、一連の表現に注目してほしい。
藤崎は1975年生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。2020年「sanwacompany Art Award / Art in The House 2020」ファイナリスト。「素材」への深い知識と好奇心に「身体性」をかけ合わせ、「現象」という要素を絡めさせることで、身近に慣れ親しんできた素材を既知のものから一気に飛躍させた表現へと昇華させる作品を、様々なシリーズを通して展開している。
KANA KAWANISHI GALLERYでは、藤崎が2015年より取り組んできた映像作品「metaball」の新作を発表する。
「metaball」は、アーティストの身の回りにある様々な液体が物理的に干渉し合う様子を、映像としてマクロ撮影した作品。コンピュータグラフィックスにおいて、n次元の有機的なオブジェクトを表す「メタボール」のように、身近な素材である液体同士が接近や融合を繰り返す様相を映す。これに加え、「細胞膜(プラスマメンブレン)」をタイトルに起用した新作 《Metaball_Plasma Membrane》を初公開する。
いっぽう、KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHYでは、マクロで撮影した写真作品「colored oil」を展示。「colored oil」には、アーティストの身の回りにある様々な液体が物理的に干渉し合う様子が写されている。
無心で素材と対面し、真摯にシリーズを進化させながら作品の強度を高め続ける藤崎の、一連の表現に注目してほしい。