EXHIBITIONS

リサ・ラーソン展  創作と出会いをめぐる旅

2020.07.18 - 08.30

リサ・ラーソン ライオン(マキシ)/アフリカシリーズ 製造1968- © Lisa Larson / Alvaro Campo

リサ・ラーソン ネコ(マキシ)/大きな動物園シリーズ(原型作品) 現在の愛称:ミア 1965 © Lisa Larson / Alvaro Campo

リサ・ラーソン マリン/ラーソン家の子どもたちシリーズ(原型作品) 製造1962-1980 © Lisa Larson / Alvaro Campo

リサ・ラーソン ヨハンナ/ラーソン家の子どもたちシリーズ(テストピース) 製造1962-1980 © Lisa Larson / Alvaro Campo

リサ・ラーソン ペッレ/ラーソン家の子どもたちシリーズ 製造1964-1980 © Lisa Larson / Alvaro Campo

リサ・ラーソン ファンタジー・ツリー(ユニークピース) 1970頃 © Lisa Larson / Alvaro Campo

 陶芸家のリサ・ラーソンは、23歳という若さで国内最大の陶芸制作会社グスタフスベリ社に迎えられ、26年間の在籍中に約320種類もの作品を制作し、母国を代表する人気作家となった。その後はフリーのデザイナーとして海外でも活躍。88歳を迎えた現在も、芸術一家という創造的な環境のなかで、自分のペースで楽しみながら一点もののユニークピースを制作し続けている。

 猫やライオンなどの動物や、子供をモチーフにした素朴で温かみのある作品たち。北欧の豊かな自然のなかで創作されたリサ・ラーソンの作品は、世界中の多くのファンを魅了している。

 本展ではリサ・ラーソンが創作において影響を受けた諸文化や作家たちとの出会いと、そこで培われた想像豊かな作品を展示。初期から近年に至る作品や関連作品219点、また北欧を代表するデザイナーのスティグ・リンドベリをはじめ、影響を受けた作家たちの作品21点を通し、リサ・ラーソンの創作の旅路をたどり、優しさあふれる作品の魅力を紹介する。