EXHIBITIONS

ラッセル・タイラー

2020.07.11 - 08.08

ラッセル・タイラー The Magenta Sky Glowed with Green 2020

 ブルックリンを拠点に活動するアーティスト、ラッセル・タイラーが日本では3年ぶりとなる個展を開催する。

 タイラーは1981年生まれ。2006年にコンコルディア大学を卒業後、10年にプラット・インスティテュートを修了。アメリカを中心に、スウェーデンやデンマークなど世界各地で作品を発表してきた。日本では、MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY(東京)で開催されるグループ展「Peel from Nature-自然からの剥離」(7月15日〜27日)に参加予定だ。

 本展では、タイラーの幼少期の自然風景から着想を得た新作ペインティング9点を展示。月、山、光の反射などのモチーフが画面に浮かぶ幾何学的なかちや線に抽象化され、自然色と蛍光色を使用することにより、物理的なものと心理的なものが共存すると同時に、すべてが奇妙に浮遊し調和を見せる。