EXHIBITIONS
所蔵品展 —素材との対話—
作品を作り出す上で重要な存在である素材に焦点を当てた展示企画を開催する。
古来より受け継がれる歴史の深い陶芸や漆芸は、自然界から得た素材の特性を生かした色や形によってつくり上げられてきた。現在、独自の表現を追求する作家らの新たな挑戦によって陶芸や漆芸の表現は多様性を増し、奥行きを広げている。
本展では、カフカの小説『変身』から着想を得た《ザムザ氏の散歩》などのオブジェ作品で新たな造形分野を提示した陶芸家の八木一夫(1918-79)や、一貫して漆の質感を追求し立体造形を手がける田中信行、450年以上にわたり茶碗づくりを生業とする樂(らく)家に生まれ、石の彫刻家として活躍する樂雅臣ほか、内田鋼一、加藤委、金子潤、熊倉順吉、鯉江良二、清水九兵衞、鈴木治、高橋禎彦、畠山耕治、深見陶治、丸山正、山田光、若尾経の作品を展示。
それぞれの作品から滲み出る作家と素材との対話を感じとりたい。
古来より受け継がれる歴史の深い陶芸や漆芸は、自然界から得た素材の特性を生かした色や形によってつくり上げられてきた。現在、独自の表現を追求する作家らの新たな挑戦によって陶芸や漆芸の表現は多様性を増し、奥行きを広げている。
本展では、カフカの小説『変身』から着想を得た《ザムザ氏の散歩》などのオブジェ作品で新たな造形分野を提示した陶芸家の八木一夫(1918-79)や、一貫して漆の質感を追求し立体造形を手がける田中信行、450年以上にわたり茶碗づくりを生業とする樂(らく)家に生まれ、石の彫刻家として活躍する樂雅臣ほか、内田鋼一、加藤委、金子潤、熊倉順吉、鯉江良二、清水九兵衞、鈴木治、高橋禎彦、畠山耕治、深見陶治、丸山正、山田光、若尾経の作品を展示。
それぞれの作品から滲み出る作家と素材との対話を感じとりたい。


