EXHIBITIONS
今井麗「REVELATION」
画家・今井麗の個展がnidi galleryで開催。本展では、オブジェの組み合わせが印象的な「ギャザリング」シリーズ、瑞々しい果物や野菜、トーストを描いた食べ物のシリーズなどの新作約25点を発表する。
今井は1982年神奈川県生まれ。2004年多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。06年頃より画家としての活動を本格化。近年は、焼きたてのトーストやみずみずしい果物が並ぶ食卓の様子、またコアラやチンパンジーなどの動物のぬいぐるみ、アニメキャラクターのフィギュアが登場する室内風景などを描いている。18年に自身初の画集『gathering』(baci)を刊行。これまでの個展に、「MARCH」(「OIL by 美術手帖」ギャラリー、東京、2020)、「gathering」(nidi gallery、東京、2018)などがある。
西洋古典絵画に影響を受けて画家となったという今井。「REVELATION(天啓)」と題された新作の油彩画では、神の言葉を伝えるメッセンジャー・大天使ガブリエルとも見受けられるクマのぬいぐるみを中心としたメンバーが、今井の自宅内の日照の定位置で待機し、わずかな光を求めて日光浴している様子が描かれている。
コロナ禍で多くの人が自宅待機を余儀なくされ、世間に閉塞感が漂うなか、日々精力的に生み出された今井の作品からは、しなやかな生命力、希望やユーモアが感じられ、私たちの日常を明るく照らしてくれる。
今井は1982年神奈川県生まれ。2004年多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。06年頃より画家としての活動を本格化。近年は、焼きたてのトーストやみずみずしい果物が並ぶ食卓の様子、またコアラやチンパンジーなどの動物のぬいぐるみ、アニメキャラクターのフィギュアが登場する室内風景などを描いている。18年に自身初の画集『gathering』(baci)を刊行。これまでの個展に、「MARCH」(「OIL by 美術手帖」ギャラリー、東京、2020)、「gathering」(nidi gallery、東京、2018)などがある。
西洋古典絵画に影響を受けて画家となったという今井。「REVELATION(天啓)」と題された新作の油彩画では、神の言葉を伝えるメッセンジャー・大天使ガブリエルとも見受けられるクマのぬいぐるみを中心としたメンバーが、今井の自宅内の日照の定位置で待機し、わずかな光を求めて日光浴している様子が描かれている。
コロナ禍で多くの人が自宅待機を余儀なくされ、世間に閉塞感が漂うなか、日々精力的に生み出された今井の作品からは、しなやかな生命力、希望やユーモアが感じられ、私たちの日常を明るく照らしてくれる。