EXHIBITIONS

YOUNG ARTIST EXHIBITION 2020

2020.06.05 - 06.21
「YOUNG ARTIST EXHIBITION」は、EUKARYOTEが全国各地の美大生含む若手アーティストを紹介するグループ展。今年は、椿野成身、朝長弘人、林田双葉のアーティスト3名が参加する。
 
 椿野は1995年大阪府生まれ。2018年京都造形芸術大学美術工芸学科油画コース卒業、20年同大学大学院芸術学部ペインティング領域油画コース修了。ドローイングから立体作品を起こし、さらにそれをもとに平面に描き出すなど、刻々と変化する都市の形態(=建築物)を自身のなかで分解・再構築し、2次元と3次元を行き来することで新たな絵画空間の展開を試みている。

 朝長は1997年佐賀県生まれ。2020年武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻を卒業し、現在、同大学大学院造形研究科油絵コースに在籍。朝長は、モチーフとのあいだの「距離」や「余白」といった目に見えない「気配」を描き出そうと、より抽象的な表現を追求している。家族や恋人、家路につくまでの風景にふとした瞬間感じる違和感など、近いようで距離のある対象者・対象物とのあいだにある豊かなグラデーションを絵具に置き換え、繊細な透明感を帯びた絵肌を生み出す。

 林田は1995年千葉県生まれ。2020多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。音楽や映画、小説の一場面を切り出し、自身の経験に重ねあわせて作品化している。本展では、過去の油絵作品のほか、様々な映画に登場する男女の「対話」シーンを抽出して描き並べたシリーズ「They love her」や、寓意的なモチーフと複数の世界線をコラージュ的に構成したドローイング作品を発表する。

 今後のアートシーンを担う若手アーティストの作品が一堂に会する「YOUNG ARTIST EXHIBITION 2020」。三者三様の表現に注目してほしい。