EXHIBITIONS

飯田美穂個展「□(1x1/2x2), they-1」

2020.05.08 - 05.24

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 エドゥアール・マネの《オランピア》やクロード・モネの《エプト川の舟遊び》など、西洋の名画を参照し描く画家、飯田美穂の個展が開催されている。

 飯田美穂は1991年愛知県生まれ。2018年に京都造形芸術大学大学院芸術専攻芸術研究科ペインティング領域油画コースを修了。現在は愛知県在住。絵画への愛とオールド・マスターたちへのリスペクトを込めて多様な名画を引用し、抽象化されたイメージを描いている。

 近年の個展に「目の絵 | menuet」(FINCH ARTS、京都、2019)、「トーキョーワンダーウォール都庁2014 -飯田美穂-」(東京都庁、2015)。展覧会に、 「ファン・デ・ナゴヤ美術展2020『ここに在るということ』」(名古屋市民ギャラリー矢田、2020)、「ARTISTS' FAIR KYOTO 2019」(京都文化博物館別館)、「ART in PARK HOTEL TOKYO 2019」(パークホテル東京)などがある。

 本展では、ピエール・ボナールやアンリ・マティスらの作品に応答するような新作を発表。本展に際して、「想像力はいつでもひとに寄り添う。たとえば絵には魔法がかけられていて、不可能を可能にすることができたり。(中略)タイムマシーンは今はまだないけど、彼らの時代に行くことができたらどんな話をしようかなと、胸をときめかせながら。」と言葉を寄せている。