EXHIBITIONS
6th EMON AWARD 特別賞 神林優
写真・映像の新たな支流をつくりだそうとするアーティストにフォーカスする公募展「EMON AWARD」6回目の特別賞受賞者は岡本裕志、神林優の2名。本展では神林を紹介する。
神林は1977年長野県生まれ。2002年多摩美術大学卒業。2010年文化庁新進芸術家海外研修制度で渡米し、ニューヨークを中心に活動を行っている。
神林の写真作品は、遠くからでは淡いホワイトのグラデーションに見えるが、近づくにつれ、スケートリンクの滑走痕やカッティングマットに残ったキズ痕、紙の折り目などが写っていることがわかる。
本展を通し、意図せずに人が介在することで残った無数の線をサンプリングするだけでなく、最小限の光を取り込んで作品化し、鑑賞者と作品の距離を縮めて静かな対話をつくり出そうとする神林の試みを見ることができる。
神林は1977年長野県生まれ。2002年多摩美術大学卒業。2010年文化庁新進芸術家海外研修制度で渡米し、ニューヨークを中心に活動を行っている。
神林の写真作品は、遠くからでは淡いホワイトのグラデーションに見えるが、近づくにつれ、スケートリンクの滑走痕やカッティングマットに残ったキズ痕、紙の折り目などが写っていることがわかる。
本展を通し、意図せずに人が介在することで残った無数の線をサンプリングするだけでなく、最小限の光を取り込んで作品化し、鑑賞者と作品の距離を縮めて静かな対話をつくり出そうとする神林の試みを見ることができる。


