EXHIBITIONS

MOMATコレクション

2020.02.11 - 06.14

北脇昇 周易解理図(乾坤) 1941

岸田劉生 道路と土手と塀(切通之写生) 1915 重要文化財

マルセル・ブロイヤー クラブ・チェア B3(ワシリー) 1927 撮影=アローアートワークス

 今期の「MOMATコレクション」では、春の訪れを前に、川合玉堂による《行く春》をはじめ、桜を描いた名作を展示(3階10室、前期:2月11日〜4月12日)。後期(4月14日〜6月14日)には、雨や風などの自然現象を巧みにとらえた日本画に、版画や工芸を織り交ぜて紹介する。

 さらに3階9室と10室の手前のスペースでは、2019年に開校100周年を迎えた「バウハウス」を特集。これを記念した「バウハウス100ジャパンプロジェクト」と連動し、モダン・デザインの展開に革新をもたらした同校の造形教育を振り返る。

 いっぽう、2階ギャラリー4では「北脇昇 一粒の種に宇宙を視る」と題した小企画(〜10月25日)を開催。1930〜40年代にかけての激動の時代に、身近な植物などを発想の出発点としながら、極めてユニークな作品を生み出した前衛画家・北脇昇を紹介する。

※「MOMATコレクション」は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため一時開催を休止し、6月4日より再開。なお、小企画「北脇昇 一粒の種に宇宙を視る」は10月25日まで会期を延長。最新情報および入館にあたっての注意事項は公式ウェブサイトにて案内。