EXHIBITIONS
河合政之「カオスモス」
哲学的で独創的な映像作品で注目を集めるアーティスト・河合政之の個展が開催。本展では、カオスとコスモスの融合を意味する「カオスモス」というテーマのもと、アナログな映像機材を用いた作品シリーズ「ヴィデオ・フィードバック」が展示される。
河合は1972年大阪府生まれ。一貫して映像の本質を問い、映画や現代美術、メディア・アートなど既成のジャンルにとらわれない幅広い活動を展開。これまで世界30ヶ国以上で作品を発表してきた。近年ではアート・バーゼル香港2018や台北當代2020など、海外を中心に高い評価を受けている。
美学の理論家でもある河合は、原理としてシグナルを優先しノイズを排除するデジタルに対し、あらゆる変化や可能性にオープンな「アナログ」こそ、ヴィデオの本質としてとらえている。そうしたアナログな回路を用いた河合の作品は、その一つひとつが一種の生命体であるとともに、有限な世界から無限のカオスに向けて開かれた「カオスモス」であり、見る者を永遠に転変するイメージへと導く。
河合は1972年大阪府生まれ。一貫して映像の本質を問い、映画や現代美術、メディア・アートなど既成のジャンルにとらわれない幅広い活動を展開。これまで世界30ヶ国以上で作品を発表してきた。近年ではアート・バーゼル香港2018や台北當代2020など、海外を中心に高い評価を受けている。
美学の理論家でもある河合は、原理としてシグナルを優先しノイズを排除するデジタルに対し、あらゆる変化や可能性にオープンな「アナログ」こそ、ヴィデオの本質としてとらえている。そうしたアナログな回路を用いた河合の作品は、その一つひとつが一種の生命体であるとともに、有限な世界から無限のカオスに向けて開かれた「カオスモス」であり、見る者を永遠に転変するイメージへと導く。