EXHIBITIONS

豊橋市美術博物館開館40周年記念

ストラスブール美術館展

印象派からモダンアートへの眺望

2020.02.08 - 03.29

ポール・ゴーギャン ドラクロワのエスキースのある静物 1887頃 Musée d’Art Moderne et Contemporain de Strasbourg, Photo Musées de Strasbourg.

クロード・モネ ひなげしの咲く麦畑 1890頃 Musée d’Art Moderne et Contemporain de Strasbourg, Photo Musées de Strasbourg.

マリー・ローランサン マリー・ドルモワの肖像 1949 Musée d’Art Moderne et Contemporain de Strasbourg, Photo Musées de Strasbourg.

 ストラスブール近現代美術館は、フランス・アルザス地方の中央都市ストラスブールにある美術館。ストラスブール市は、多様な文化が交差するドイツ国境に近くに位置し、同地に所在する10館におよぶ美術館と博物館は、総称してストラスブール美術館と呼ばれている。

 そのなかでも1998年に開館したストラスブール近現代美術館は、印象派から現代美術までを網羅した1万8000点のコレクションを誇る、フランス国内屈指の美術館として知られている。

 本展ではストラスブール近現代美術館の優れたコレクションから、ルソーやコローの風景画に始まり、モネやシスレーといった印象派を代表する画家、シニャック、ゴーギャンら印象派以降の画家たちに加え、20世紀に活躍したエルンストやブラック、カンディンスキーなど、世界の巨匠たちの名品約90点が来日。

 同館のコレクションを中心に、各時代を代表する巨匠たちの作品を通して、19世紀から現代にいたる西洋美術の流れをたどる。