アラ・ピーターソン「Glass Eye」

　アラ・ピーターソンはアメリカ・マサチューセッツ出身のアーティスト。ロードアイランド・スクール・オブ・デザインで映像とアニメーションを学び、2000年代から世界各地で個展を開催。

　ピーターソンは、壁に配置する「ウォールマウントアート」を立体的なオブジェクトとしてとらえることの可能性を追求し、映像がフリーズした瞬間を切り取ったような複雑なレリーフを手がけている。

　作家にとっての初個展となる本展では、マニアックで緻密に計算された作品を紹介。クラシックピンボールから着想を得た大胆なラインのペインティングに、ファウンドオブジェクトを象徴するガラスのディスクを埋め込んだ新作《Glass Eye》などが展示される。