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やっぱりぼくにはわからん展 ~やまなみ工房 施設長のホンネ~

 独創的なアート作品を生み出し続ける障がい者施設「やまなみ工房」の展覧会が開催される。
 
「やまなみ工房」は1986年、「やまなみ共同作業所」として滋賀県甲南町に開設。国内外で作品を発表するほか、スイスの「アールブリュットコレクション」やフランスの「ABCDコレクション」といった著名なコレクションに作品が収蔵されるなど、世界的に注目を集めている。
 
 本展のコンセプトは、やまなみ工房施設長・山下完和のホンネ。「世界中から注目される作品が次々と生まれるなか、その作品の価値がわからない。ただ、知識をもたなくとも、その圧倒的な作品の強さに、作家自身に、強い尊敬の気持ちで日々接している」。そんな山下施設長のホンネのように、専門の知識や理由によらず、注目を集めるパワーを持つ作品群を目のあたりにできる。

 会場では地蔵500体から絵画や刺繍など、貴重な作品を展示。また本展の同時期に、やまなみ工房に所属するつくり手たちのユニークな創作や、工房の日常を撮影したドキュメンタリー映画『地蔵とリビドー』が県内の映画館5ヶ所(2月8日~14日)で上映される。