EXHIBITIONS

富士山展3.0 -冨嶽二〇二〇景-

T-ART HALL
2020.01.05 - 01.19, 2020.02.02 - 02.08

メインビジュアル デザイン:玉山拓郎

© Takuro Tamayama

 スタートバーン株式会社が主催する展覧会「富士山展」の4回目が開催。2017年にスタートした「富士山展」には、アーティスト、ミュージシャン、マンガ家、研究者など様々なジャンルのクリエーターが集い、「富士山」に対する多様な解釈を生み出してきた。
 
 今回は葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景」から着想し、富士山をモチーフとした作品に限らず、富士山が遠景に見えるような多種多様な作品を取り上げる。

 今年は全国各地に点在する「サテライト展」(1月19日終了)に加え、その出品作のなかから選抜された作品を一堂に集めた「セレクション展」を新たに実施。さらにこれまでの富士山展で話題を呼んだ過去出展作品や、デジタルネイティブ世代のアーティスト、金田金太郎、岸裕真、黒川岳、玉山拓郎、村松佳樹の5名による新感覚のショウケース展示、VRコンテンツによるサテライト展のアーカイヴも展開される。また、展覧会の事前に、NEORTとの共同キャンペーンにより「富士山からインスパイアされた作品」をNEORTとTwitter上で募集。選ばれた最優秀作品が8Kプロジェクターで投影されている。

 セレクション展の出展アーティストは、飯田竜太、大坂秩加、中村ケンゴ、西島大介、長谷川愛、増田セバスチャンほか多数。ここに、椹木野衣(多摩美術大学教授)、四方幸子(研究者、キュレーター)、宮津大輔(横浜美術大学教授)、山下有佳子(THE CLUBマネージングディレクター)ら7名の公式ピッカーが選定した作品も加わり、過去最大規模の「富士山展」となる。

 出展作品は本展公式ウェブサイトと、ブロックチェーンを活用したアートプラットフォーム「startbahn」でも閲覧・購入が可能。また公式ピッカーのコメントもあわせて掲載されている。