EXHIBITIONS

北海道151年のヴンダーカンマー

《歴史》と《アート》を集めた《驚異の部屋》へようこそ

2020.01.25 - 03.15

三島常磐 岩見沢工場 明治中期 北海道博物館蔵

 2018年に北海道開拓使が設置されてから150年を迎えた北海道。明治維新から開拓使時代にかけての激動の時代から、文化の発展・興隆を見た明治後期、そして現代へ、北海道に住む人々は長い歴史のなかで様々なものをつくり出してきた。

 本展では、北海道150年で生み出された名品を、「北海道」「学問」「炭鉱」「鉄道」「祝祭」の5つのジャンルに分けて紹介。展示室は15〜18世紀にかけてヨーロッパで流行した、世界中の蒐集品を飾る部屋「ヴンダーカンマー(驚異の部屋)」のように構成し、驚きと知的好奇心を刺激する空間を出現させる。

 加えて、現在から未来への視線を込めて、アーティスト5組、大友真志(写真家)、小宮伸二(現代美術家)、大島慶太郎(映像作家)、ウリュウユウキ(写真作家)、row&row(張小船+小林耕二郎/アーティストユニット)による新作も展示される。

※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、2月29日~3月19日まで臨時休館。