EXHIBITIONS
古代中国・オリエントの美術
―国宝"細川ミラー"期間限定公開―
永青文庫の設立者・細川護立(もりたつ)(細川家16代、1883~1970)は、幼い頃から漢籍に親しみ、中国の文化に強い憧れを抱いていた。やがて大正15(1926)年から約1年半かけてヨーロッパを巡り、後に国宝に指定される《金彩鳥獣雲文銅盤(きんさいちょうじゅううんもんどうばん)》などの金属器や陶磁器を購入。以降、本格的に中国美術のコレクションを開始した。
さらに護立の関心はオリエント美術にまでおよび、イスラーム陶器やタイルの優品も蒐集。このようなコレクションは、梅原末治ら専門家の協力を得ながら研究が進められ、梅原龍三郎といった近代の画家たちにも画題を提供するなど影響を与えた。
本展では、“細川ミラー”の名で広く知られる《金銀錯狩猟文鏡(きんぎんさくしゅりょうもんきょう)》(国宝)をはじめとする古代中国の美術や、これまでほとんど公開される機会のなかったオリエント美術、中国を題材にした近代洋画など、中国・オリエントをテーマに多彩な作品を展示。あわせて大名細川家に伝来した高麗茶碗も紹介する。
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、永青文庫は4月1日から当面のあいだ臨時休館。これに伴い、本展は3月31日をもって終了。今後の最新情報は公式ウェブサイトにて案内。
さらに護立の関心はオリエント美術にまでおよび、イスラーム陶器やタイルの優品も蒐集。このようなコレクションは、梅原末治ら専門家の協力を得ながら研究が進められ、梅原龍三郎といった近代の画家たちにも画題を提供するなど影響を与えた。
本展では、“細川ミラー”の名で広く知られる《金銀錯狩猟文鏡(きんぎんさくしゅりょうもんきょう)》(国宝)をはじめとする古代中国の美術や、これまでほとんど公開される機会のなかったオリエント美術、中国を題材にした近代洋画など、中国・オリエントをテーマに多彩な作品を展示。あわせて大名細川家に伝来した高麗茶碗も紹介する。
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、永青文庫は4月1日から当面のあいだ臨時休館。これに伴い、本展は3月31日をもって終了。今後の最新情報は公式ウェブサイトにて案内。