EXHIBITIONS

堀尾貞治

あたりまえのこと~存在には理由はない

「あたりまえのこと~存在には理由はない」 イメージビジュアル

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 1966年から、戦後の前衛美術運動をリードした具体美術協会のメンバーとして活動を始めた堀尾貞治。

 85年頃から続けている「あたりまえのこと」シリーズを通して、目に見えないが確かに存在する「空気」を表現する試みを継続。それは時間の連続性を問いながら、見えるものと見えないものを視覚化する試みでもあり、存在は空隙(Void)であると同時に深淵であることを、毎日の生活の延長線上にある行為の中に知らしめてきた。

 本展では「あたりまえのこと~存在には理由はない」をテーマに、作品展示を行う。