EXHIBITIONS
長谷川繁展
「描く」ことの本質を探求する画家・長谷川繁の新作個展が開催されている。
長谷川は1963年滋賀県生まれ。86年愛知県立芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業後、ドイツ、オランダに留学。デュッセルドルフ芸術アカデミー、アムステルダムのデ・アトリエーズで絵画を学んだ。帰国してからは多数の個展を開催し、グループ展に参加。作家活動と同時にT&Sギャラリー(東京・目黒)を設立し、多くの若手アーティストの展覧会企画を行う。
2011年頃より展覧会活動を休止するものの制作を続け、19年のSatoko Oe Contemporary(東京・清澄白河)での新作展「Painting」で発表を再開した。
長谷川の作品は帰国後の90年代後半には3メートル大のキャンバスに、肉片や生姜、ポットや裸体などを巨大かつ鮮やかな色彩で描いた作風で知られるが、2000年代に入ると単体だったモチーフが脈絡なく組み合わされ、新たなイメージを紡ぎ出すような画面へと変化している。
本展では、名古屋では10年ぶりとなる新作個展。かたちや構成がより単純化されて見えるいっぽう、色彩の純度が際立ち、抽象性が増した異世界のような佇まいの作品が展示されている。
長谷川は1963年滋賀県生まれ。86年愛知県立芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業後、ドイツ、オランダに留学。デュッセルドルフ芸術アカデミー、アムステルダムのデ・アトリエーズで絵画を学んだ。帰国してからは多数の個展を開催し、グループ展に参加。作家活動と同時にT&Sギャラリー(東京・目黒)を設立し、多くの若手アーティストの展覧会企画を行う。
2011年頃より展覧会活動を休止するものの制作を続け、19年のSatoko Oe Contemporary(東京・清澄白河)での新作展「Painting」で発表を再開した。
長谷川の作品は帰国後の90年代後半には3メートル大のキャンバスに、肉片や生姜、ポットや裸体などを巨大かつ鮮やかな色彩で描いた作風で知られるが、2000年代に入ると単体だったモチーフが脈絡なく組み合わされ、新たなイメージを紡ぎ出すような画面へと変化している。
本展では、名古屋では10年ぶりとなる新作個展。かたちや構成がより単純化されて見えるいっぽう、色彩の純度が際立ち、抽象性が増した異世界のような佇まいの作品が展示されている。