EXHIBITIONS

Fwd: Good Night Image

田中良太/大﨑土夢

2020.01.18 - 02.16

参考画像 「野良のつきあたり」(STUDIO ISSEI / ゲルオルタナ、東京、2019)よりインスタレーションビュー

田中良太 半死半生の猫 2019

大﨑土夢 制作の融点(饗宴と会議) 2019

 2019年にオープンした、アートがテーマのホテル・BnA Alter Museumにて、アーティストの田中良太と、大﨑土夢(とむ)の2人展が開催される。

 田中は1983年埼玉県生まれ、2008年多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。ひとつの実体から現実が成り立つ「一元論的立場」を主題に絵画を制作している。2011年よりオルタナティブスペース・アートコレクティブ「ゲルオルタナ」を主宰。主な展覧会に、「野良のつきあたり」(STUDIO ISSEI / ゲルオルタナ、東京、2019)、「地上よりはるか下から見上げた灯りが月じゃなくても美しい」(KOMAGOME1-14cas、東京、2016)など。

 大﨑は84年福岡県生まれ、2007年宝塚造形芸術大学造形学部卒業。自身の経験や感情をもとに、一見関連性のないモチーフで画面を構成しながら、ストーリーを予感させる絵画作品を手がけている。主な展覧会に、「野良のつきあたり」(STUDIO ISSEI / ゲルオルタナ、東京、2019)、「共同体のジレンマ Community and Self」(旧門谷小学校、愛知、2018)、「ARTS CHALLENGE 2016」(愛知芸術文化センター、愛知、2016)などがある。

 本展では、これまで同じグループ展への参加や、書籍を共作してきた2人の作品が、ホテルという空間で向かい合う展示も見どころのひとつ。なお公式ウェブサイトでは、彫刻家の真部知胤が本展に寄せたテキストが掲載されている。