EXHIBITIONS

ピュ〜ぴる「GODDESS」

2019.11.22 - 2020.02.13

展示風景

ピュ〜ぴる GODDESS - HEL reviving the dead - 2019 © Pyuupiru

ピュ〜ぴる GODDESS - IRIS dancing in the air - 2019 © Pyuupiru

ピュ〜ぴる GODDESS - MEDUSA seducing a monster - 2011 © Pyuupiru

 ニューヨークのカルチャー誌『ペーパー・マガジン』やイタリア版『VOGUE』にも作品が掲載され、国内外から注目を集めるアーティスト・ピュ〜ぴるの個展が開催されている。

 ピュ〜ぴるは1974年東京都生まれ。90年代後半より造形的なコスチューム作品を制作し、横浜トリエンナーレ2005への参加をきっかけに現代美術家としての活動を本格的にスタート。これまでポートレイト作品や立体作品を中心に、ソフト・スカルプチュア、コスチュームやキャラクターのデザイン、またアートディレクション、執筆など多様な表現を展開している。

 2011年には、松永大司監督によるドキュメンタリー作品『ピュ〜ぴる』が世界各地の国際映画祭で上映。 「生と死」「男と女」「自己と他者」「加害と被害」などの対立する概念を自らの身体と重ね合わせて昇華させ作品化するピュ〜ぴるの表現は、現代美術にとどまらず幅広いジャンルで評価されている。

 本展では、2010年より続けて制作しているポートレイトシリーズ「女神」に初公開の新作7点を加えた写真作品、大型彫刻作品、未公開の関連作品を展示し、ピュ〜ぴるが構想し夢想する「女神」の全貌を披露。会場では、展示作品をはじめ、ポストカードなどアーティストの関連グッズも販売されている。