岡村よるこ・三井彩紗「ゆめかもね展」

　SUNDAYの2020年最初の展覧会では、現代美術家の岡村よること、写真家の三井彩紗による2人展が開催されている。

　岡村は横浜出身。幼少期渡米した際の言語体験から感情を伝達する「文字」に興味を持ち、コミュニケーションデザインとタイポグラフィの基礎を学ぶため、2007年多摩美術大学グラフィックデザイン学科へ入学。11年の卒業後はデザインの現場にて文字や情報に対する実践的な考え・配置・技術を体感し、以降、デザイン・イラスト・ドローイングをクロスオーバーする表現を模索し続けている。

　三井は2009年多摩美術大学卒業。「光」「曖昧な記憶」をコンセプトにフィクションとノンフィクションが交差する写真作品を制作し、アートフェアや個展などで発表している。

　本展では、岡村の絵画と三井の写真作品が空間上で合わさる妙を楽しむことができるほか、会場では2人が手がけたオリジナルグッズも販売される。