EXHIBITIONS
Part-time Suite
私を待って、墜落する飛行船の中で。/Wait for Me in a Crashing Airship
韓国のソウルを拠点に活動するアーティスト・ユニット「Part-time Suite」は2009年の結成当初から一貫して、都市・土地に内在する記憶や、グローバルな経済パラダイムの中で周縁化された人びとへの綿密なリサーチをもとに、映像、音楽、パフォーマンスなどを制作。
本展では、昨年のメディアシティ・ソウル2016(ソウル市立美術館)にて発表された、VR技術を用いた近作《私を待って、墜落する飛行船の中で。/Wait for Me in a Crashing Airship》を展示する。本作は、1960年代韓国の強権政治の要塞であった汝矣島(ヨイド)の地下壕と、経済成長への国家的執念によって荒廃し、排除された様々な空間を繋ぐVR HMD(バーチャル・リアリティ・ヘッド・マウント・ディスプレイ)の疑似SFビデオとなる。
またこの度、2017年のARTZONEでのレジデンスにおいて、Part-time Suiteは新作《ソフト・ダイナミクス》を制作、発表。この作品では、日本の伝統的なからくり人形から今日の高度なロボット技術までを射程に収め、技術政治的な環境における人間性の価値と自律性について扱っている。
本展では、昨年のメディアシティ・ソウル2016(ソウル市立美術館)にて発表された、VR技術を用いた近作《私を待って、墜落する飛行船の中で。/Wait for Me in a Crashing Airship》を展示する。本作は、1960年代韓国の強権政治の要塞であった汝矣島(ヨイド)の地下壕と、経済成長への国家的執念によって荒廃し、排除された様々な空間を繋ぐVR HMD(バーチャル・リアリティ・ヘッド・マウント・ディスプレイ)の疑似SFビデオとなる。
またこの度、2017年のARTZONEでのレジデンスにおいて、Part-time Suiteは新作《ソフト・ダイナミクス》を制作、発表。この作品では、日本の伝統的なからくり人形から今日の高度なロボット技術までを射程に収め、技術政治的な環境における人間性の価値と自律性について扱っている。