EXHIBITIONS

春を詠う、春に詠う

詩歌と愉しむ美術 日本画・洋画・工芸

2020.01.16 - 04.12

奥村土牛 猫 1974

上村松篁 春静 1978

田村耕一 青磁椿壺 1982

鹿児島寿蔵 梅花粧 1962

牛島憲之 花曇る 1981

 古来、人々に希望をもたらしてきた春は、美術や文学の世界でも題材とされ、多くの作品が創作されてきた。資生堂アートハウスでは、コレクションのなかから春にちなんだ作品を選び、日本画、洋画、工芸、現代美術を取り混ぜた展覧会を開催する。

 本展では、季節の風物を描いた日本画をはじめ、日本人作家による洋画、また春にちなむ漆芸や陶芸、人形などの工芸品を作品を展示。加えて、春に題材をとった和歌や俳句、現代詩など様々な詩歌を紹介する。

 主な出品作家に、上村松篁、奥村土牛、牛島憲之、鹿児島寿蔵、田村耕一ら。また関連企画として、資生堂アートハウスのロビーにて、文久元年創業の京都「花政」による、桜の生け込みを公開する(2020年1月16日〜2月16日、天候などの事情により予告なく変更する場合あり)。