EXHIBITIONS
岩井優
親密の遠近法
岩井優はこれまでクレンジング(洗浄・浄化)をテーマに映像作品からインスタレーション、ドローイングまで多岐にわたるメディウムを用いた作品を発表。岩井は東京を拠点にしつつも、国内外様々な地域のコミュニティーに入り込み、そこに暮らす人々と生活を共にしながら制作に取り組んできた。
岩井は今年、宮城県石巻市にて開催される「Reborn-Art Festival 2017」で、牡鹿半島で不法投棄されたものや害獣駆除になった鹿を収集し、それらを三角形の枠組みへと入れ込んだ野外インスタレーションを発表。
このプロジェクトでは、ある場所から違う場所へ、ある状況から別の状況へとフレームアウトしていく物を、岩井と協力者で収集し別の形にフレームインさせるという新しい試みを行い、「自然」との対峙の方法論に焦点を当てる。
今回の個展では、タイの地方都市でミャンマー人移民労働者との共同プログラムを行い制作した新作映像作品や、2012年にカンボジアで滞在制作された《ホワイトビル・ウォッシング》を新たなインスタレーションとして展開することで、制作当時から劇的に変わりゆく現地の状況を見通す展覧会となる。
岩井は今年、宮城県石巻市にて開催される「Reborn-Art Festival 2017」で、牡鹿半島で不法投棄されたものや害獣駆除になった鹿を収集し、それらを三角形の枠組みへと入れ込んだ野外インスタレーションを発表。
このプロジェクトでは、ある場所から違う場所へ、ある状況から別の状況へとフレームアウトしていく物を、岩井と協力者で収集し別の形にフレームインさせるという新しい試みを行い、「自然」との対峙の方法論に焦点を当てる。
今回の個展では、タイの地方都市でミャンマー人移民労働者との共同プログラムを行い制作した新作映像作品や、2012年にカンボジアで滞在制作された《ホワイトビル・ウォッシング》を新たなインスタレーションとして展開することで、制作当時から劇的に変わりゆく現地の状況を見通す展覧会となる。