EXHIBITIONS
西野康造「空を歩く」
チタンやステンレスを素材に、繊細かつダイナミックな自然風景を創出してきた彫刻家・西野康造の新作個展が開催される。
西野は1951兵庫県生まれ。77年京都市立芸術大学彫刻専攻科修了。80年代半ばより、空や風やなどの自然事象をテーマに、西野は量感を抑えた構造美で時空の広がりをみせる大型彫刻を展開してきた。
海外での作品の主な収蔵先は、金浦国際彫刻公園(ソウル、2001)、ハンナム・ザ・ヒル・スカルプチャー・パーク(ソウル、2010)、上海当代芸術博物館(2013)、オーストラリア首都特別地域(キャンベラ、2012/2015)など。2013年には、ニューヨークの第4世界貿易センタービルのエントランスホールにパブリックアート《スカイメモリー》が設置された。
本展では、空中を人々が歩くイメージで空間を構成し、中空に浮かぶ直径7.2メートルの円環《宙に架かる2020》や、約10メートルの水平ブリッジが脚元に浮遊する《Walking in the sky》などのトラス構造の新作を発表。また86〜94年に制作し注目を集めた楽器をモチーフとするシリーズを、その後の大型彫刻へとつながる試みが見られる作品として、数点を30年ぶりに展示する。
西野は1951兵庫県生まれ。77年京都市立芸術大学彫刻専攻科修了。80年代半ばより、空や風やなどの自然事象をテーマに、西野は量感を抑えた構造美で時空の広がりをみせる大型彫刻を展開してきた。
海外での作品の主な収蔵先は、金浦国際彫刻公園(ソウル、2001)、ハンナム・ザ・ヒル・スカルプチャー・パーク(ソウル、2010)、上海当代芸術博物館(2013)、オーストラリア首都特別地域(キャンベラ、2012/2015)など。2013年には、ニューヨークの第4世界貿易センタービルのエントランスホールにパブリックアート《スカイメモリー》が設置された。
本展では、空中を人々が歩くイメージで空間を構成し、中空に浮かぶ直径7.2メートルの円環《宙に架かる2020》や、約10メートルの水平ブリッジが脚元に浮遊する《Walking in the sky》などのトラス構造の新作を発表。また86〜94年に制作し注目を集めた楽器をモチーフとするシリーズを、その後の大型彫刻へとつながる試みが見られる作品として、数点を30年ぶりに展示する。