EXHIBITIONS
チョン・ダウン「帆を高く上げよ!」
「妄想」を出発点にモノクロの銅版画を手がけるアーティスト、チョン・ダウンの個展が開催されている。
チョンは1989年韓国生まれ、2015年武蔵野美術大学造形学部油絵学科版画専攻を卒業。ベルリン芸術大学での2年間の留学を経て、18年武蔵野美術大学大学院版画専攻修士課程を修了し、現在は同大学院博士課程在籍に在籍している。
16年には第10回大野城まどかぴあ版画ビエンナーレで池田満寿夫賞を受賞。シェル美術賞2016やFace2017損保ジャパン日本興亜美術賞に入選し、個展開催やグループ展に参加するなど飛躍を見せている。
チョンが銅版画に刻む日常と非日常は、夢であると同時に現代の不安や孤独、そして希望の入り混じった世界を表現したもの。作中には、現実のシュールな場面が組み込まれ、独特な世界観を醸し出している。
「妄想」からモチーフを展開したモノクロの銅版画を、「現実」とつながるためのツールとして用いているというチョン。本展では、その複雑な内面世界を可視化した作品を紹介する。
チョンは1989年韓国生まれ、2015年武蔵野美術大学造形学部油絵学科版画専攻を卒業。ベルリン芸術大学での2年間の留学を経て、18年武蔵野美術大学大学院版画専攻修士課程を修了し、現在は同大学院博士課程在籍に在籍している。
16年には第10回大野城まどかぴあ版画ビエンナーレで池田満寿夫賞を受賞。シェル美術賞2016やFace2017損保ジャパン日本興亜美術賞に入選し、個展開催やグループ展に参加するなど飛躍を見せている。
チョンが銅版画に刻む日常と非日常は、夢であると同時に現代の不安や孤独、そして希望の入り混じった世界を表現したもの。作中には、現実のシュールな場面が組み込まれ、独特な世界観を醸し出している。
「妄想」からモチーフを展開したモノクロの銅版画を、「現実」とつながるためのツールとして用いているというチョン。本展では、その複雑な内面世界を可視化した作品を紹介する。