EXHIBITIONS
澤田教一
故郷と戦場
1936年に青森市に生まれた澤田教一は米軍三沢基地での勤務を経て、65年に戦火の絶えないインドシナ半島に赴いた。
ベトナム戦争が拡大の一途にあった時期に最前線での撮影を続けた澤田は、34歳で銃弾に倒れるまでの約5年間に、数々の傑作を世に送り出し賞を受賞。ピュリツァー賞受賞作に含まれる《安全への逃避》では、戦闘で故郷を追われながらも必死に生き抜こうとするベトナムの人々の姿をとらえ、世界中に戦場の過酷な現実を突きつけた。
本展では未発表のカットを含む写真や戦地から送られた電送写真原稿など約300点を展示。写真に写し出された故郷と戦場、そこに交錯する生と死を通じて、澤田教一が身を賭して伝えようとした「アメリカの戦争」に迫る。
ベトナム戦争が拡大の一途にあった時期に最前線での撮影を続けた澤田は、34歳で銃弾に倒れるまでの約5年間に、数々の傑作を世に送り出し賞を受賞。ピュリツァー賞受賞作に含まれる《安全への逃避》では、戦闘で故郷を追われながらも必死に生き抜こうとするベトナムの人々の姿をとらえ、世界中に戦場の過酷な現実を突きつけた。
本展では未発表のカットを含む写真や戦地から送られた電送写真原稿など約300点を展示。写真に写し出された故郷と戦場、そこに交錯する生と死を通じて、澤田教一が身を賭して伝えようとした「アメリカの戦争」に迫る。