岡山現代彫刻の断片展 Vol.4

「岡山現代彫刻の断片」は、岡山ゆかりの彫刻家に焦点を当てた展覧会シリーズ。彫刻表現が多様化するなかで、岡山という独特の美術的磁場で活動を続ける若手からベテランまでの作家を、奈義町現代美術館という場において対峙させるように作品を展開する。

　その第4弾となる今回は、主に人物をモチーフに制作を行う3名の彫刻家、川村洋平（かわむら・ようへい）、金盛秀禎（かなもり・ひでよし）、中務正行（なかつか・まさゆき）を紹介。3名はそれぞれ、ある種の哀感や温かみなど生命力を内包させる彫刻作品を手がけている。

　本展では、個性的で独特のかたちを追求する作家たちの作品群を、館内から野外にかけて展示する。