EXHIBITIONS

プリピクテ「HOPE(希望)」

代官山ヒルサイドフォーラム
2019.12.12 - 12.28

ジョアナ・ショウマリ Ça va aller 2016~19

 世界約13ヶ国を巡回する展覧会、国際写真賞プリピクテ「Hope(希望)」が東京を皮切りにスタート。本展は、権威ある写真賞「プリピクテ」にノミネートされた名だたる12名の作品が展示される。

 プリピクテは、2008年にスイスのPictetグループによって創設。昨今のもっとも緊迫した社会問題・環境問題に寄与する優れた写真家たちの作品を展示し、世界的に高い評価を受けてきた。創設以来、約90名の世界的に活躍する写真家たちがプリピクテの最終候補に選出され、これまでの最優秀賞受賞者は、ベノー・アキン、ナダフ・カンダー、ミッチ・エプスタイン、ルック・ドラエ、マイケル・シュミット、ヴァレリー・ベラン、リチャード・モスの7名が名を連ねている。

 8回目となる今回の展覧会では、「希望」というテーマで選出された作家たちのなかから、コートジボワール出身のジョアナ・ショウマリが最優秀賞を受賞。ショウマリは、アフリカと自信の周辺の無数の文化に焦点を当てた作品を手がけており、最新作では写真に直接刺繍を施すという手法を試みている。

 本展では、ショウマリの作品をはじめ、「希望」のメッセージを伝える12名の作品が展示される