EXHIBITIONS

松浦寿夫企画 メテオール Météore - 1

鷲見和紀郎展「考える月」

2019.12.05 - 12.22
 gallery21yo-jでは、12月〜2020年2月にかけ、松浦寿夫の企画による3連続個展を開催。第1弾の鷲見和紀郎に続いて、白井美穂、松浦が出展する。

 不確定的な条件で生じる騒音のなかにある明確な形態を、彫刻によって出現させる鷲見。工業製品を使ったインスタレーションなどで知られ、自然と人工の境界を探究する白井。そして、いくつもの色彩の領域の干渉と積層化の過程から、離散的な色域の接続を提示することを試みる松浦。本展では、大気現象と天文学的な意味を持つ「メテオール(流星)」を切り口に、各作家の思考と試みを提示する。

 第1弾の鷲見は、出自の異なる3つのシリーズを発表。昨年、ドイツのインゼル・ホンブロイヒ財団で滞在制作した古い木製家具が素材の作品と、円形の平面作品、白い石膏の彫刻作品が展示される。