EXHIBITIONS

館蔵 茶道具取合せ展

2019.12.14 - 2020.02.16

長次郎赤楽茶碗 銘 夕暮 桃山時代・16世紀 五島美術館蔵

瀬戸瓢形茶入 銘 春慶瓢箪 桃山時代・17世紀 五島美術館蔵

 五島美術館では展示室に同館の茶室の床の間の原寸模型をしつらえ、館蔵の茶道具コレクションから名品を選び取合せ展示する。楽家歴代の茶碗のほか、江戸時代初期に流行した茶道具や懐石道具など約70点を展観(会期中一部展示替あり)。

 五島美術館は日本・東洋の古美術品を根幹とした美術館。王朝貴族の建築様式である寝殿造の意匠を随所に取り入れた建物を特徴とし、庭園内の茶室「古経楼」「冨士見亭」を含めて、国の登録有形文化財に登録されている。

 本展では、同館が所蔵する茶道具を紹介するとともに、季節にあわせて、正月の取合せも特集展示。また会期中には、茶室「古経楼」「冨士見亭」の特別公開も行う。