EXHIBITIONS

不思議の国のアリス展

2019.12.03 - 2020.01.19

チャールズ・サントーレ 『不思議の国のアリス』第5章より《イモ虫からの忠告》 © 2017 Charles Santore

ヘレン・オクセンバリー 『不思議の国のアリス』第8章より 《女王さまのクロッケー場》 © Helen Oxenbury

ラルフ・ステッドマン 『鏡の国のアリス』第2章より 《二人がいくら速く走っても、どこかを通り過ぎることがなかった》 © Ralph Steadman Art Collection. All rights reserved worldwide

ジョン・ヴァーノン・ロード 『鏡の国のアリス』第6章より 《ハンプティ・ダンプティ》 © John Vernon Lord

清川あさみ《涙の池》© Asami Kiyokawa

アノラボ《ミミクリーの小部屋》© annno lab

 いまからおよそ150年前、英国の作家ルイス・キャロルによって生み出された名作『不思議の国のアリス』。少女アリスが不思議な世界に迷い込む奇想天外な物語は、現在170もの言語に翻訳されており、何世代にもわたって多くの人々に愛されている。

 また、『不思議の国のアリス』はこれまで文学作品として多種多様な批評研究の対象とされてきたと同時に、画家やイラストレーターをはじめ、様々な分野の芸術家の創作意欲を刺激し続けている。

 本展は『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』のふたつの物語を軸に、様々な分野に影響を与えてきたアリスの魅力を紹介。アリスに関連する貴重な資料を日本初公開するとともに、美術、映画、舞台、写真、ファッションなどの領域で活躍するアーティストが手がけた作品約200点が展示される。