EXHIBITIONS

ドレス・コード?――着る人たちのゲーム

2019.12.08 - 2020.02.23

CAMPBELLʼ S SOUP COMPANY「ザ・スーパー・ドレス」 1968年 撮影=畠山崇 京都服飾文化研究財団所蔵

ジェフ・クーンズ、LOUIS VUITTON 2017年 撮影=畠山崇 京都服飾文化研究財団所蔵

KOCHÉ(クリステル・コーシェ) 2018年春夏 撮影=畠山崇 京都服飾文化研究財団所蔵

COMME des GARÇONS HOMME PLUS(川久保玲) 2009年秋冬 撮影=畠山崇 京都服飾文化研究財団所蔵

FENDI(カール・ラガーフェルド、シルヴィア・フェンディ) 2018年 撮影=畠山崇 京都服飾文化研究財団所蔵

MOSCHINO(ジェレミー・スコット) 2017年春夏 MOSCHINO S.p.A 寄贈 撮影=畠山崇 京都服飾文化研究財団所蔵

 近代から現代までのファッションを通じて、人や社会の関係性を問いかける展覧会が開催される。

 服を着るという行為は、人が社会生活を送る上で欠かせない文化的な営みのひとつ。「着る」だけでなく「視る/視られる」ファッションには、時代や地域、社会階層の文化や慣習と結びついた暗黙のルール「ドレス・コード」が存在している。

 本展は、18世紀の宮廷服や20世紀初頭の紳士服、ストリートカルチャーを吸収した現代服まで、京都服飾文化研究財団(KCI)が収蔵する衣装コレクションから精選した約90点を中心に展示。さらに、写真や映像などのアート作品、マンガ、映画、演劇といった現代の表現を13のキーワードで提示し、現代における新たな「ドレス・コード」と、私たちとのファッションの関わり方を見つめ直す。