EXHIBITIONS
佐藤純也|村山伸彦|ニナ・バイエ&マリー・ルンド
Light Through the Window
佐藤純也、村山伸彦、ニナ・バイエ&マリー・ルンドによるグループ展が開催される。
佐藤は数年間にわたり、一日の最後に財布に残った小銭をキャンバスの上に広げ、痕跡を写し取る絵画を定期的に制作してきた。今回の展示では、これまで描かれた百枚以上の中から一部を展示空間に、一部は箱に仕舞われた状態で展示。抽象化されたモノクロームのイメージは、金銭の流通や社会の営みといった大きな流れを想起させる。
村山は、海外の博物館に展示してある古代の彫像をモチーフに、ものを見るという視覚的体験をどう描くかを探求。粗い目の布の裏側から描かれた彫像の像は不鮮明でぶれているが、網膜に焼きついたイメージのようにその存在感は確固としており、イメージの奥に潜む時間の感覚が抽出されている。
ニナ&マリは、2008年に発表した、ヴィンテージのポスターがフレームされた作品を展示。ポスターは反戦を訴える内容だが、内側に折れているため実際に見ることはできない。像が見えない状態での「イメージの知覚」について鑑賞者に問いかける。
佐藤は数年間にわたり、一日の最後に財布に残った小銭をキャンバスの上に広げ、痕跡を写し取る絵画を定期的に制作してきた。今回の展示では、これまで描かれた百枚以上の中から一部を展示空間に、一部は箱に仕舞われた状態で展示。抽象化されたモノクロームのイメージは、金銭の流通や社会の営みといった大きな流れを想起させる。
村山は、海外の博物館に展示してある古代の彫像をモチーフに、ものを見るという視覚的体験をどう描くかを探求。粗い目の布の裏側から描かれた彫像の像は不鮮明でぶれているが、網膜に焼きついたイメージのようにその存在感は確固としており、イメージの奥に潜む時間の感覚が抽出されている。
ニナ&マリは、2008年に発表した、ヴィンテージのポスターがフレームされた作品を展示。ポスターは反戦を訴える内容だが、内側に折れているため実際に見ることはできない。像が見えない状態での「イメージの知覚」について鑑賞者に問いかける。




