EXHIBITIONS

DEPARDON / TOKYO 1964-2016

レイモン ドゥパルドン写真展

レイモン ドゥパルドン J.O. Tokyo 1964 © Raymond Depardon / Dalmas-Sipa Press

レイモン ドゥパルドン J.O. Tokyo 1964 © Raymond Depardon / Dalmas-Sipa Press

レイモン ドゥパルドン J.O. Tokyo 1964 © Raymond Depardon / Dalmas-Sipa Press

レイモン ドゥパルドン J.O. Tokyo 1964 © Raymond Depardon / Magnum Photos

レイモン ドゥパルドン Tokyo 1999 © Raymond Depardon / Magnum Photos

レイモン ドゥパルドン Tokyo 2016 © Raymond Depardon / Magnum Photos

 フランスを代表する写真家レイモン ドゥパルドンは、世界最高の写真家集団といわれるマグナム・フォトに所属し、ピューリッツァー賞を受賞した苛烈なチャド内戦のルポルタージュをはじめ、報道分野において数多くの重要な仕事を成し遂げてきた。

 そのいっぽうで、世界各地の美しい風景や人々の飾らない姿をとらえた写真作品においても高い人気を誇っている。そんな彼が初めて日本を訪れたのは1964年、先の東京オリンピックを取材するためだった。当時22歳のまだ駆け出しともいえるドゥパルドンだったが、2000点以上におよんだモノクロの写真群には、独自の鋭い観察眼や優れた画面の構成力がいかんなく発揮されている。

 そして2016年、ドゥパルドンは東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会をひかえたこの街を、カラーで撮影した。

 ドゥパルドンの日本国内における実質的な初個展となる本展では、ドゥパルドンが東京を撮影した過去作とともにカラーによる撮り下ろし作品をあわせて紹介する。