EXHIBITIONS
アートドキュメント2019
八田 豊 展 ―アウラに生きる―
金津創作の森による現代美術のシリーズ企画「アートドキュメント」の22回目は、現代美術家・八田豊を迎えて開催する。
八田は1930年福井県鯖江市生まれ、越前市在住。51年金沢美術工芸専門学校(現・金沢美術工芸大学)美術科洋画専攻卒業。美術教師を勤める傍らで、福井の前衛芸術運動の指導者・土岡秀太郎に師事。初期は油彩画に始まり、60年代よりパルプボードや金属板など様々な素材による表現を展開した。65年の「第4回北陸中日美術展」大賞受賞のほか、数々のコンペで賞を受賞。幾何学模様を刻むカーヴィングなど独自の手法で国内外から高く評価されてきた。
50歳の頃に視力を失った後も創作意欲は衰えず、越前和紙の原料であるコウゾを使用したシリーズ「流れ」を制作。また国内外作家を招集し、様々な素材に着目した現代美術展「国際丹南アートフェスティバル」を93年から毎年催し、地方の文化運動にも尽力してきた。
本展では、八田の70年以上にわたる作家活動の軌跡を展観。具象画や抽象画から、ドローイング、カーヴィング、コウゾを使用した作品など約100点を展示している。
八田は1930年福井県鯖江市生まれ、越前市在住。51年金沢美術工芸専門学校(現・金沢美術工芸大学)美術科洋画専攻卒業。美術教師を勤める傍らで、福井の前衛芸術運動の指導者・土岡秀太郎に師事。初期は油彩画に始まり、60年代よりパルプボードや金属板など様々な素材による表現を展開した。65年の「第4回北陸中日美術展」大賞受賞のほか、数々のコンペで賞を受賞。幾何学模様を刻むカーヴィングなど独自の手法で国内外から高く評価されてきた。
50歳の頃に視力を失った後も創作意欲は衰えず、越前和紙の原料であるコウゾを使用したシリーズ「流れ」を制作。また国内外作家を招集し、様々な素材に着目した現代美術展「国際丹南アートフェスティバル」を93年から毎年催し、地方の文化運動にも尽力してきた。
本展では、八田の70年以上にわたる作家活動の軌跡を展観。具象画や抽象画から、ドローイング、カーヴィング、コウゾを使用した作品など約100点を展示している。