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EXHIBITIONS

特別展 ミイラ ~「永遠の命」を求めて

2019.11.02 - 2020.02.24

ウェーリンゲメン ミイラ オランダ、ドレンテ州、ブールタング湿原 紀元前40年頃~紀元後50年頃 ドレンテ博物館所蔵 Collection Drents Museum, Assen, The Netherlands.

ペンジュの棺 木 エジプト 紀元前800年頃 第3中間期、第22王朝~第23王朝 レーマー・ペリツェウス博物館所蔵 ROEMER- UND PELIZAEUS-MUSEUM HILDESHEIM

ネコのミイラ 動物のミイラ、リネン エジプト グレコ・ローマン時代(紀元前2世紀か前1世紀頃) レーマー・ペリツェウス博物館所蔵 ROEMER- UND PELIZAEUS-MUSEUM HILDESHEIM

肖像頭蓋骨 頭蓋骨 パプアニューギニア 19世紀 レーマー・ペリツェウス博物館所蔵 ROEMER- UND PELIZAEUS-MUSEUM HILDESHEIM

チャチャポヤのミイラ包み6体 ミイラ、布 ペルー 先コロンブス期、チャチャポヤ=インカ文化 ペルー文化省・レイメバンバ博物館所蔵 © 義井豊

 はるか昔に亡くなった人の「姿」をそのまま残す「ミイラ」は、「本来ならば存在していないはずのもの」に対する驚きをもたらし、多くの人々を惹きつけてきた。昨今は科学技術の進歩によって、ミイラから引き出すことのできる情報が増え、学問的な関心も高まっている。

 本展では、自然にミイラとなったものから人工的につくられたミイラまで、南米、エジプト、ヨーロッパなどで発見された43体が一堂に集結。最新の科学調査・研究の成果を踏まえて展示を構成し、世界各地のミイラとそれぞれの背景にある多様な死生観や文化の違いを紹介する。