EXHIBITIONS

松浦浩之「SUPER ACRYLIC SKIN – TOKYO-GA」

2019.11.02 - 12.28

松浦浩之 朱雀 2019 Photo by Kei Okano

 松浦浩之は1964年東京都生まれ。2005年に東京画廊で開催した個展「Super Acrylic Skin」でデザイナーからアーティストへと転身し、以降、絵画や立体、版画など作品の形式を広げながら国内外で作家活動を行う。

 18年にオランダのVolkenkund Museum(ライデン)とTropen Museum(アムステルダム)で開催された展覧会「Cool Japan: World Fascination inFocus」では、高さ4メートルの大作《Uki-uki》(2012)を出品。浮世絵にも通じる躍動感あふれる構図を特徴とし、日本のポピュラー文化の奥深さを表する松浦の作品は、同展覧会のメインビジュアルにも使用された。

 本展では、東京の「COOL」「カワイイ」の文化をテーマに、ストリート文化のモチーフも取り入れた最新作と、松浦にとって新しい試みであるドローイング作品を発表。また10年ぶり、第3作目となる浮世絵版画の新作も展示される。