EXHIBITIONS
第11回 shiseido art egg
菅亮平
菅亮平は、今や世界各所に存在するようになった美術館やギャラリーに特有の展示スペースである「ホワイトキューブ」をモチーフとして作品を制作する。
当然そこにあるものだと想定される美術作品が消し去られた空虚な空間が展示スペースの壁を越えて、際限のないイメージとして連続。こうした虚構の「ホワイトキューブ」のイメージが「ホワイトキューブ」の空間を歩きまわる観者の視点によって立ち現れ、ギャラリー空間いっぱいに投影される。
巨大な「ホワイトキューブ」のイメージは、実在するギャラリー空間の中に迷路のような錯覚を出現させ、そこで美術作品を見るという我々の視覚体験を揺さぶることだろう。
当然そこにあるものだと想定される美術作品が消し去られた空虚な空間が展示スペースの壁を越えて、際限のないイメージとして連続。こうした虚構の「ホワイトキューブ」のイメージが「ホワイトキューブ」の空間を歩きまわる観者の視点によって立ち現れ、ギャラリー空間いっぱいに投影される。
巨大な「ホワイトキューブ」のイメージは、実在するギャラリー空間の中に迷路のような錯覚を出現させ、そこで美術作品を見るという我々の視覚体験を揺さぶることだろう。



