EXHIBITIONS
リカルダ・ロッガン「APPARAT」
リカルダ・ロッガンは1972年旧東ドイツ・ドレスデン生まれの写真家。ライプツィヒ視覚芸術アカデミーで学び、2003年にはロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートに留学。04年にアカデミーで修士課程を修了した。使われなくなった場所や部屋、そこにいた人々の痕跡をテーマとしたロッガンの作品は高く評価されている。
4年ぶりの発表となる本展では、日本初公開の「APPARATE」シリーズを中心とした9点を展示。「APPARATE」とはドイツ語で「装置」という意味で、本シリーズは映写機をモチーフとしている。
ロッガンと熱心な映写機のコレクターとの出会いから始まった「APPARATE(装置)」シリーズ。モノクロあるいは控えめな色彩で、厳格な客観性を持って撮影された作品群は、これらの映写機が登場し始めた1960〜70年代の産業と広告写真を思い起こさせるいっぽう、映写機が製造された時代のはるか先の未来を指し示すかような佇まいを併せ持つ。
4年ぶりの発表となる本展では、日本初公開の「APPARATE」シリーズを中心とした9点を展示。「APPARATE」とはドイツ語で「装置」という意味で、本シリーズは映写機をモチーフとしている。
ロッガンと熱心な映写機のコレクターとの出会いから始まった「APPARATE(装置)」シリーズ。モノクロあるいは控えめな色彩で、厳格な客観性を持って撮影された作品群は、これらの映写機が登場し始めた1960〜70年代の産業と広告写真を思い起こさせるいっぽう、映写機が製造された時代のはるか先の未来を指し示すかような佇まいを併せ持つ。