EXHIBITIONS

アルバーノ・アフォンソ

浮遊する影と光

アルバーノ・アフォンソ Anatomy of Light nº01 2014

アルバーノ・アフォンソ Anatomy of Light nº01 2014

 光、または光と影がそれぞれ真逆の性格をもちながらも対の関係性で起こる自然現象は、物理の分野で解き明かされてきただけでなく、古くから多くの芸術家に影響を与え、探求され、創造の源となってきた。

 このたび国際芸術センター青森の夏のアーティスト・イン・レジデンスでは、見ることそのものを可能にする「光」を重要な要素として制作を続けているアルバーノ・アフォンソを招聘する。

 美術史の文脈における肖像画や風景画の伝統的な表現方法を再考案しながら、絵画、写真、インスタレーション作品を制作するアフォンソが、本展では、代表作の一つであるモビールと光の投影による作品を発表。しばし時間の感覚や身体性を失わせるような空間をつくり出す。