EXHIBITIONS
ポート・ジャーニー・プロジェクト 高雄⇄横浜
リウ・チーホン「MONOCHROME」展
象の鼻テラスが取り組む「ポート・ジャーニー・プロジェクト」の一環として、台湾出身のアーティスト、リウ・チーホンを迎えた個展が開催されている。
「ポート・ジャーニー・プロジェクト」は象の鼻テラスと、各都市で独自な活動を行う文化施設がサステナブルな関係構築を目指す国際的なプロジェクト。今回は台湾南部の中心都市「高雄」の「駁二(ばくに)芸術特区(The Pier-2 Art Center)」とプロジェクトパートナーを組み、象の鼻テラスから横浜出身のアーティスト・山本アンディ彩果を派遣した。いっぽう、駁二(ばくに)芸術特区からの推薦で来日したリウは、今年の8月下旬から横浜に滞在してリサーチと作品制作を行った。
リウは1985年新竹市生まれ。国立台北芸術大学美術学部 M.F.Aプログラムを卒業。人々が普段聞いている音を表面化させ、その音と情景を強く結びつけた、画像、既製品、調査レポート、印刷物からなるマルチメディア作品を発表している。
そのなかでも、作家の代表的なプロジェクトである「Sound Geography」では、ローカルなヒト・モノ・コトに起因するエピソードやサウンドを集め、その「音」をドローイングやテキスト、立体作品といった「ビジュアル」に変換。最終的に本としてまとめ、同シリーズは6ヶ月間10都市をまわってそれぞれの地域文化の手ざわりをデータベース化している。
横浜での滞在で、偶然の出会いを大切にしながら音の収集や住民へのインタビューなど積極的に行ったリウ。これに基づいて本展で作品を制作・発表し、普段あたり前に過ごしている日常への再発見を促す。
会期中の9月28日には、関連のトークイベント「手で記憶を残す」を開催予定。今回両都市を行き来したアーティストが「記憶」をテーマに語り合う。
「ポート・ジャーニー・プロジェクト」は象の鼻テラスと、各都市で独自な活動を行う文化施設がサステナブルな関係構築を目指す国際的なプロジェクト。今回は台湾南部の中心都市「高雄」の「駁二(ばくに)芸術特区(The Pier-2 Art Center)」とプロジェクトパートナーを組み、象の鼻テラスから横浜出身のアーティスト・山本アンディ彩果を派遣した。いっぽう、駁二(ばくに)芸術特区からの推薦で来日したリウは、今年の8月下旬から横浜に滞在してリサーチと作品制作を行った。
リウは1985年新竹市生まれ。国立台北芸術大学美術学部 M.F.Aプログラムを卒業。人々が普段聞いている音を表面化させ、その音と情景を強く結びつけた、画像、既製品、調査レポート、印刷物からなるマルチメディア作品を発表している。
そのなかでも、作家の代表的なプロジェクトである「Sound Geography」では、ローカルなヒト・モノ・コトに起因するエピソードやサウンドを集め、その「音」をドローイングやテキスト、立体作品といった「ビジュアル」に変換。最終的に本としてまとめ、同シリーズは6ヶ月間10都市をまわってそれぞれの地域文化の手ざわりをデータベース化している。
横浜での滞在で、偶然の出会いを大切にしながら音の収集や住民へのインタビューなど積極的に行ったリウ。これに基づいて本展で作品を制作・発表し、普段あたり前に過ごしている日常への再発見を促す。
会期中の9月28日には、関連のトークイベント「手で記憶を残す」を開催予定。今回両都市を行き来したアーティストが「記憶」をテーマに語り合う。

