EXHIBITIONS

博物館でアジアの旅 LOVE♡アジア

ナーイカを膝に乗せて矢をつがえるナーヤカ ビーカーネール派 インド 18世紀初 東京国立博物館蔵 展示期間=2019年10月20日まで(東洋館13室) ※インドでは様々な愛を細密画の形で表現してきました。今回の展示では、性的表現を含む作品も一部ございます。あらかじめご了承ください。

ワヤン・クリ アルジュノ/バヌワティ インドネシア・中部ジャワ 20~21世紀 松本亮氏寄贈 東京国立博物館蔵 展示期間=2019年10月20日まで(東洋館13室)

銀製装飾ピン(背面部分) イランまたはイラク パルティア時代・2~3世紀 東京国立博物館蔵 展示期間=2019年10月14日まで(東洋館3室)

白玉水禽形合子 中国 清時代・19世紀 東京国立博物館蔵 展示期間=2019年10月27日まで(東洋館9室)

三彩印花鴛鴦文枕 中国 唐時代・8世紀 広田松繁氏寄贈 東京国立博物館蔵 展示期間=2019年10月20日まで(東洋館5室)

諸炘筆 春水吹簫図扇面 中国 清時代・乾隆48(1783)年 林宗毅氏寄贈 東京国立博物館蔵 展示期間=2019年9月18日~10月27日(東洋館8室)

 東洋の美術・工芸・考古遺物が集う「東洋館」を舞台に開催する、秋の恒例企画「博物館でアジアの旅」。今年は「愛」をテーマに、愛を題材とした多彩な作品を紹介する。

 本企画の出品作は、様々な愛を表現したインドの細密画、朝鮮の新婚の女性の部屋を飾った縁起物の屏風、叙事詩『マハーバーラタ』の悲恋の場面を演じるインドネシアの影絵人形など様々。これらを通して、古よりアジアの人々が「愛」をどのようにとらえ、アジア各地でどのような表現が展開されたのかを探る。

 会期中には、研究員が「愛」をキーワードに案内するスペシャルツアーなど、本企画にちなんだイベントも行われる。