EXHIBITIONS
アントワン・ダガタ
Corpus
アントワン・ダガタは1961年フランス、マルセイユ生まれ。83年にフランスを離れ、10年間ヨーロッパ、中米、アメリカなど世界各地を放浪。90年ニューヨークのICP(国際写真センター)でラリー・クラークやナン・ゴールディンから写真を学ぶ。91〜92年、マグナムのニューヨークオフィスにて久保田博二らのアシスタントとして働く。93年にフランスに帰国後、家庭を持ち、生活のため4年ほど写真から離れるが、その後活動を再開し、取材のほか、写真展の開催や多数写真集を出版する。
本展タイトルの「Corpus」はある情報(とくに言語資料)が集積された総体の情報を差す。会場は、ダガタが監督した三作目の映画『ATLAS(アトラス)』の上映を中心に関連の写真作品と、作家のいままでの自画像を集めた100点の小さいプリントによるインスタレーションで構成される。
『ATLAS(アトラス)』は、世界のさまざまな場所で出会った女性たちの多言語による内省的で静謐な語りと、彼女達が過ごす売春やドラッグに満ちた地下世界の情景から紡ぎ出される約4時間にもおよぶ映像詩である。売春やドラッグをテーマに密着撮影した内容が話題を呼び、今回が日本で初の上映となる。
本展タイトルの「Corpus」はある情報(とくに言語資料)が集積された総体の情報を差す。会場は、ダガタが監督した三作目の映画『ATLAS(アトラス)』の上映を中心に関連の写真作品と、作家のいままでの自画像を集めた100点の小さいプリントによるインスタレーションで構成される。
『ATLAS(アトラス)』は、世界のさまざまな場所で出会った女性たちの多言語による内省的で静謐な語りと、彼女達が過ごす売春やドラッグに満ちた地下世界の情景から紡ぎ出される約4時間にもおよぶ映像詩である。売春やドラッグをテーマに密着撮影した内容が話題を呼び、今回が日本で初の上映となる。


