EXHIBITIONS

倉田裕也「Bat Walk」

2019.08.22 - 10.02

倉田裕也 Batwalk 11(These Boots Are Made for Walkin') 2019

 ニューヨークを拠点に活動するペインター・倉田裕也が東京では6年ぶりとなる個展を開催する。

 倉田は1980年大阪府生まれ、2003年パーソンズ美術大学を卒業。約20年ニューヨークに滞在しており、現在はブルックリンで制作を行っている。近年は、Monya Rowe Gallery(ニューヨーク、2019)で個展を開催したほか、SPRING/BREAK Art Show(ニューヨーク、2019)、Ross + Kramer Gallery(ニューヨーク、2018)での2人展に参加。作品は、『artnet』『Vice Magazine』などのメディアや雑誌で取り上げられている。

 これまで多くの作品で「野球選手」を題材としてきた倉田。制作において「描きながら子供の頃に泥んこになるまで外で遊んだ記憶なんかを回想したり、大人になって忘れがちなわんぱく心や反逆心なんかをアート制作のなかに見つけられたら」と語っている。

 本展では、2016年頃より「人物に焦点を当てずに風景画のような絵を描いてみたい」という考えから取り組む「歩くバット」シリーズから、新作ペインティングを発表する。