EXHIBITIONS

高山登 ドローイング展

展示予定のドローイング作品

展示予定のドローイング作品

—凛— 日本橋三越美術市2019(日本橋三越本店)出品作品

アーティストラン・スペース空(岩手県一関市)立体作品

 1969年のインスタレーション作品「地下動物園」の発表以来50年にわたって枕木による作品を手がけ、生と死のテーマに向き合う美術家・高山登。現在は仙台市を拠点に置き、立体作品とともにドローイングや版画、絵画を制作している。

 近年の個展に、「高山登展」(宮城県美術館、2010)、東京藝術大学退任展「枕木—白い闇×黒い闇の軌跡」(東京藝術大学大学美術館、2011)を開催。2012年に「円空賞」を受賞。17年の「ジャポノラマ:1970年以降の日本のアート」展(ポンピドゥー・センター・メッス)に「地下動物園」の作品を出品し、ポンピドーセンターに収蔵された。18年にはロサンゼルスのKayn Grifin Corcoranギャラリにて100本の枕木によるインスタレーションとドローイング展を発表。現在、社団法人アーティストラン・スペース空にて500本の枕木によるインスタレーションを展開している。

 本展では、偶然と必然をテーマとしたドローイングおよそ10点が展示される。