EXHIBITIONS

山本高之とアーツ前橋のビヨンド 20XX 展

未来を考えるための教室

アーツ前橋|07.18 - 09.15

山本高之 まばゆい気分でー未来の東北博覧会'87 2015 展示風景

山本高之 どんなじごくへいくのかな、愛知 2010

山本高之 きみのみらいをおしえます、サンフランシスコ 2012

山本高之 Facing the Unknown 2012

山本高之 チルドレンズ・プライド、上石神井駅 2011

 アーツ前橋は「創造的であること」「みんなで共有すること」「対話的であること」の3つを活動コンセプトに、コレクションや展覧会、地域アートプロジェクト、学校や福祉施設との協働など、多岐にわたる取り組みを行ってきた。本展では、市民や子供たちと協働して作品制作を行い、美術を通じた学びを実践するアーティストの山本高之とアーツ前橋の学芸員が、「『美術』を通じた学びとは何か」をともに議論し、これからの「美術/美術館」の役割について考える。

 本展は、アーツ前橋の事業を「コレクション」「地域アートプロジェクト」「市民との協働」という視点から振り返る「ビューティフル・ ハーモニー/Beautiful Harmony」、山本とアーツ前橋の学芸チームがサーフィンを通じて交流する様子を作品化し、「波に乗る」という体験の共有から未来に向けたアイディアを思い浮かべる「あの夏、いちばん静かな海。/A scene at the Sea」。そして山本が前橋市の市民と子供たちとのワークショップで関わりながら取り組んだ新作《ビヨンド 2020 道徳と芸術》を展示する「未来は今/The Future is Now」の3つのセクションで大きく分けて構成。新作《ビヨンド 2020 道徳と芸術》では、SF映画のような世界観で、教育と未来の関係性を示す。

「教育にはその時代、その地域の大人たちが思い描く未来像が反映されている」と語る山本。本展は、アーティストと美術館との対話のなかで「美術」と「学び」を相互的に結びつけ、ひとつの未来像を形成する。