EXHIBITIONS

高橋喜代史 個展「1つの言葉、3つの文字」

2019.07.27 - 08.24

高橋喜代史 Raft 2019 撮影=今村育子

高橋喜代史 THE HANDCART 2019

高橋喜代史 POSTER 2018

高橋喜代史 SIGNAL 2017

 高橋喜代史は1974年北海道生まれのアーティスト。異なる複数の文化や価値観を結びつけ、多面的な作品を制作している。これまでフランス、ニュージーランド、北アイルランドで個展を開催し、カナダ、ドイツ、中国でのグループ展参加など国内外で活動。2012年より札幌大通地下ギャラリー 500m美術館、Public Art Research Center[PARC]、Think Schoolなどの企画や運営に携わる。15年には一般社団法人PROJECTAを設立した。

 本展は、様々な課題が挙げられる難民について着目。日本の現状を起点に、英語・日本語・アラビア語の3つの言語を用いた、映像インスタレーション、ドローイング、小作品を展示する。

「『他者を受け入れることは可能なのか?』という問いのもと、遠くの場所で起こっている出来事を自らに接続するため、難民認定申請をする人々の状況と自分を重ねる行為を街中で行います。助けを求める者に遭遇したとき、われわれはどのような態度をとるのか? その行為と記録から人々の関心/無関心について考察します(高橋喜代史)」