EXHIBITIONS
ブリティッシュ・オートマタ
ポール・スプーナーと英国現代からくり人形の世界
18世紀中頃から19世紀にかけて、ヨーロッパの上流階級を中心に流行した、機械仕掛けのからくりで動く人形「オートマタ」。クランク、ギヤ、カム、コイルスプリングなどの組み合わせが実現する複雑な動作と、美術品に勝るとも劣らない豊かな造形が多くの愛好家を生み、いまも根強い人気を保っている。
とりわけイギリスにおいては、通常は隠される機械部分をあえて露出させる工夫、愛らしい人形にウィットやアイロニーに富んだ物語性の高い動作が加えられ、工芸と美術の両面から評価される独自の地位を築き上げている。
本展では世界中に熱狂的なファンを持つポール・スプーナーの作品を中心に、イギリスの現代オートマタの数々を紹介。出品作のオートマタ約80点のううちほとんどは、モーターを介して実際に動かすことができるほか、デザインスケッチや触れて動かすことができる機構模型も展示し、視覚・触覚の双方から魅力溢れるオートマタの世界を案内する。
とりわけイギリスにおいては、通常は隠される機械部分をあえて露出させる工夫、愛らしい人形にウィットやアイロニーに富んだ物語性の高い動作が加えられ、工芸と美術の両面から評価される独自の地位を築き上げている。
本展では世界中に熱狂的なファンを持つポール・スプーナーの作品を中心に、イギリスの現代オートマタの数々を紹介。出品作のオートマタ約80点のううちほとんどは、モーターを介して実際に動かすことができるほか、デザインスケッチや触れて動かすことができる機構模型も展示し、視覚・触覚の双方から魅力溢れるオートマタの世界を案内する。